2025年3月6日木曜日

らいおん組 キッズフェスタ⭐︎




少し前、1年間の子どもたちの頑張りや成長を見て頂けるキッズフェスタが無事終わりました。
22名全員で元気いっぱい本番を迎えられたこと、本当に嬉しかったです。
当日まで体調管理をしながら子どもたちのことをあたたかく支えて応援してくださった保護者の皆様には感謝してもしきれません。




夏頃から始まった譜読み練習。
たくさんの楽器の音をひとつの音楽にするということだけでも難しい中、『花のワルツ』という三拍子の曲に挑戦し、見事に演奏してくれました。



お友達と教え合い、励まし合い、時にはもどかしさから涙を流し、自分で何度も拳を握り直しながら音楽と向き合い、出来たことを喜びあえた時間が宝物です。


本当に素晴らしい、たくさんの人の心を動かす演奏でした。



毎日の練習後、「ちゃんと指揮みれた!」と自信満々に教えてくれた子どもたち。目が合うことがどれだけ私にとって嬉しいのか幸せなのか、伝えきれないほど想っていることを忘れないでいてくれると嬉しいです。

斉唱に選んだのは『YUME日和』という私が大好きな楽曲です。
たくさんの夢と希望が詰まっている未来を願ったあたたかくてやわらかいこの曲を初めて聴いた日、子どもたちは「なんか綺麗な曲!」「スキップしながら歌ってるみたい!」と優しい笑顔を浮かべてくれていました。




でも綺麗な曲は、決して簡単な曲ではなく
行ったり来たりする音階に、裏声と地声の切り替えが難しい音域に、声を重ねる輪唱とたくさんの乗り越えなければいけない壁がありました。
そんな中でも子どもたちの表現力は私たちの想像を軽く超え、音階を弾かない伴奏のみでやわらかく綺麗な声で歌い上げてくれた『YUME日和』に、まだ1つめのプログラムなのに、指揮を振りながら涙が溢れそうになったのはここだけの秘密です。
先生の大好きな曲を、素敵に歌い上げてくれてありがとう。


そして子どもたちが大好きで大好きで今でも「音楽流して!」「もう一回衣装着たい!」とリクエストが止まらない、劇『アラジン』。


セリフの感情から、役の表情、動きまでたくさんみんなで研究して、いくつかのダンスは子どもたちと一緒に考えました。



覚えることが大変だったセリフも、日に日に自然と口から出るようになり、気持ちを込めることも上手になっていき子どもたちの“たのしい”という気持ちはどんなことも乗り越える道を作ってくれる魔法の気持ちなのだと改めて知ることが出来ました。







約30分の劇、どの瞬間も先生の宝物です。




長い練習期間の中、保育園に行きたくないなと思った日もきっとあったかと思います。
どんな時でも子どもたちの言葉を聴き、受けとめ、そして背中を押してくださったこと保護者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいでございます。
子どもたちのことも、私たち職員のことも信じてあたたかく見守ってくださりありがとうございました。

終わってほしくないと思うほど、楽しくて面白くて、でも大変で、だからこそ輝いていた毎日でした。


22人の子どもたちのことが、なによりも大切で宝物で愛しています♡
出会ってくれてありがとう。
最後の日まで、みんなの先生でいさせてください。



らいおん組 担任