2025年3月24日月曜日

令和6年度 卒園式



晴天の中、第22回せいか保育園卒園式を開催することができました。
らいおん組22名の可愛い可愛い子どもたち、卒園おめでとうございます。





保育室でコサージュを付ける瞬間から胸がいっぱいになりました。


でも沢山の壁を乗り越えて逞しくなった子どもたちにとってはいつも通りの朝、「終わったら⚪︎⚪︎食べにいくねん!」「来週のお散歩楽しみ!」といつもと変わらない表情に私の緊張も和らぎました。

素敵な一日にしよう、とお遊戯室へ向かい皆で深呼吸。


堂々としたお顔、目が合うと少し恥ずかしそうなお顔、にこにこのお顔、どの表情も輝いていて前で子どもたちを待つ瞬間が本当に幸せでした。

卒園証書授与では、今までで1番格好良い返事を聞かせてくれ指先まで伸びた手や、歩く姿勢にも意識を向けていることが伝わってきました。本当に本当に、立派でした。



園長先生からの式辞。


子どもたちが入園してきた頃の姿、クラスが離れていた時も見守っていたこと、今日を迎えるまで大きくなった喜びを改めて感じました。
園長先生からの一人ひとりへのエピソードに「えーー」「そうやったん?」と笑顔が溢れる子どもたちが可愛かったです♡


キッズフェスタが終わってすぐに始まったお別れの言葉の練習、少し難しい言い回しやグループ・全員でのセリフもあり覚えることは簡単ではありませんでしたが、卒園式は誰のための式?何を伝える?を子どもたちと考えました。



自分のため、先生のため、お友達のため、そして大好きなお父様・お母様にありがとうを伝えるためと自分たちで導いた答えを胸に日々練習を重ねてくれました。


目がまん丸になるくらい気持ちを入れて言葉を伝える姿、目を潤ませる姿、少し前まで言えなかったのに完璧にセリフが言えるようになった姿、綺麗な歌声、本当に本当に格好良かったです。ありがとう。
カーテンの中で次に備えてくださっていた先生たちにも、伝えようとする強い声から子どもたちの立派な表情とあたたかい気持ちがしっかり届いていて、涙が止まらなかったと教えてもらいました。

保護者の方からの謝辞、記念品、花束贈呈。



せいか保育園にいた時間はそれぞれ違いますが、かけがえのない瞬間を共にできていたことを改めて感じました。
この1年、保護者のみなさまにはご迷惑やご心配を沢山お掛けしたかと思いますがいつもあたたかいお言葉で支え、私にとっても心強い理解者となってくださったこと、そして大切なお子様の成長を一緒に見守らせてくださったこと、本当にありがとうございました。
お忙しい中、お役を引き受けてくださったみなさまにも感謝の気持ちでいっぱいでございます。

担任挨拶では、泣かないでおこう!と思っていましたが舞台に立ち、子どもたちの表情を前にしたら寂しくて寂しくてでもみんなの姿が格好良くて、なんとか堪えていたものも全て崩壊してしまいました。
ちょっぴり情けない姿を見せてしまいましたが、「先生大丈夫!」「ピアノ上手やで!」と節目節目で頼りない私をいつも励ましてくれた子どもたちの記憶が気持ちを奮い立たせてくれました。


ずっとみんなとらいおん組さんでいたいと思ったことも、小学校生活を誰よりも楽しんでほしいと思っていることも私の本心です。
しっかり聞いてくれてありがとう。


せいか保育園の歌をうたい、いよいよ退場の時間。
大好きな保護者の皆様に何を伝えようか子どもたちはずっとドキドキしていましたよ。





保護者の方からの愛溢れるメッセージにも、また涙が溢れてしまいました。


青空の下で集合写真を撮ることができ、保護者のみなさまと子どもたちから頂戴した素敵な愛は抱えきれないほどでした。


子どもたちのことを愛してきたつもりでしたが、無条件に「大好き」をいつも伝えてくれて、手を繋いでくれて、保護者の方からも沢山の言葉で支えて頂き、どんなときでも愛をもらっていたのは私のほうでした。自惚れかもしれませんが、世界一幸せな担任にして頂いたと思った私をどうか今日だけはお許しください。





太陽のように明るく、たんぽぽのように強い、ひまわりのように前向きで、満月のようにみんなの心を優しくし、雪の寒さにも負けない元気を持っている
私の宝物のらいおん組さん。
卒園おめでとう。
生まれてきてくれて、せいか保育園に出逢ってくれて、先生たちを先生にしてくれてありがとう。
みなさんのこれからの幸せを心の底から願っています。


らいおん組 担任